書籍レビュー

「沈黙のWebマーケティング」を読んだ感想。無料版と書籍の比較も

こんにちは。コバ(@kobablog1)です。

先週末は新しいデジカメを買うかどうか迷いに迷って3連休を検索で使い果たしてしまいブログ更新できませんでした。m(__)m

検索していたことを記事にしようかと途中まで書いたのですが、結局決まらず購入できなかったのでボツにしました(^_^;)

話は変わって。

 

「沈黙のWebマーケティング」(Kindle版)を本日購入しました。

Amazonではブログやアフィリエイトの書籍を検索すると「関連商品」として必ずといっていいほど登場してくるこの本。

評価も☆5つが多く、いろいろなブロガーさんがおすすめ!として紹介しています。

今日はこの本について、Web版と書籍版の違いなどをお知らせしたいと思います。

もしあなたがこの本の購入を迷っていて、この記事が参考になりましたら幸いです。

 

「沈黙のWebマーケティング」のストーリーはネットで無料で読むことができます

内容は伝説のWebマーケッター、ボーン・片桐がサイト運営で困っている人を自身の知識とテクニックで救うというお話です。

シリーズ2冊ともに不慮の出来事で売れないサイトのオーナーとなった可憐な女性がボーン達と出会い、SEOによって問題を解決をしながら良いサイトを作り上げていくという感じです。

ハードボイルドなストーリーとそれに相応しいタッチのイラストにて、人物の会話メインで話が進んで途中で挿絵が入るというスタイル。お話自体は面白くて読みやすくどんどん先に進めます。

もしかするとご存知かもしれませんが、わたしはこの本を知ってからしばらくは気が付かなかったので書いておきますと、

「ストーリー本体はほとんどネットで公開されていて無料で読めます」

元はWeb上で連載されていたストーリーでした。

気になる場合はとにかく見ていただいた方が早いのでぜひ読みに行ってください。

 

沈黙のWebマーケティング ―Webマーケッターボーンの逆襲―
https://www.cpi.ad.jp/bourne/

 

ただしエンディングのほんの一部だけ、Webでは見れず書籍版のみの限定公開となっています。

限定公開のエンディングの一部とそこに各エピソードの解説が追加されて書籍版(ディレクターズ・エディション版)となっています。

迷っていましたが、Kindle版の値下がりを見て購入決定

「ブログ作成の参考におすすめ!」とか「SEO初心者が読むべき本!」とかの見出しで良く紹介されており、なにかブログでいい本ないかなとAmazonで検索するとやっぱりこの本を必ず目にするので気になっていました。

でもお値段は2000円超でお安くなく、しかも本のメインのストーリー部分は現在もWebでほとんど公開中とあって購入をうーんと迷っていました。

とりあえず自分もほしいものリストに入れて様子を見ていたところ、10月に入ってからまず「沈黙のWebマーケティング」のKindle版がセール価格となりました。

そして昨日、10月12日からは同シリーズの「沈黙のWebライティング」のKindle版の方も大幅値引きがはじまりました。ビジネス書の値引きは金曜更新が多いですね。

「あら。1冊の値段で2冊買えておつりがくる!」(^O^)

と喜び、またエンディングのあの読めなかった部分がやっぱり気になったので、本日ついにマーケティングのKindle版をポチっと、購入しました。

ちなみに、楽天Koboや他の主だった電子書籍では同時期にセールはしていませんでした。

「沈黙のWebマーケティング」Web版と書籍版の違いはこれ。おすすめの見方

ということで。Web版ストーリーと書籍版を両方読み比べたまとめです。

Web版(無料)

・ストーリー部分のみ掲載。すべてフルカラー。ただしエンディングの一部が非公開。

書籍版 ディレクターズ・エディション版 (有料)

・Web版ストーリーの後に書籍版限定のエンディングストーリーが追加

・1~8の各エピソードの後に内容解説が追加。(7~17ページ)

・合計の書下ろしページは80ページ越え。(内容の無いページ除く)

・ストーリーはほとんどがモノクロページ

 

以上、違いを書き出してみました。

書籍版は書下ろしがふえていますが、ストーリーの方は印刷本の都合上、ほとんどがモノクロページとなっています。

Kindle版も書籍版から作られていてやはりストーリーはほぼモノクロページでした。

Web版のフルカラーとくらべると色が減り2色になると情報量が少なくて、迫力とかイマイチものたりませんでした。

ですので、

ストーリーはWeb版(なるべく大きな画面)で見て、追加コンテンツを書籍版で見る、というのがおすすめです。

 

ということで、未読の方はこちらからどうぞ↓

沈黙のWebマーケティング ―Webマーケッターボーンの逆襲―
https://www.cpi.ad.jp/bourne/

「沈黙のWebマーケティング」書籍版の解説の内容&読んで思ったこと

まず、購入したKindle版は2015年2月の第一版のままにて情報はその当時のものとなっていて、少し古いことをお知らせします。

一番気になっていた、エンディングの限定公開部分については、

「あっ、そうなの。(´・ω・`)」という割とあっさりとしたオチでした。

もうちょっと熱い脱出劇!を期待していたので、ごめんなさい、ショボンとしました。

それから、書下ろしの各エピソード後の解説については、SEOを意識する上での考え方については、今でも読んでも、ためになるなーと思いました。

以下に「沈黙のWebマーケティング」の解説の内容と読んで思ったことを簡単に、また「個人ブログ」を作るうえで参考になるかどうかを書いていきます。

解説1はSEOについてとウェブマスターツールについて

SEO基本説明、ウェブマスターツールについておよび項目説明、インデックスの確認方法。今はサーチコンソールとなり項目が変わっていますが、基本的なところは確認できます。

それからGoogleのガイドライン順守のサイト作りについてが簡単な箇条書きで書いてあってわかりやすくてよかったです。やってはやってはいけない行為(人口リンク等)や手動ペナルティの種類と対応策が書籍という信頼できる媒体で確認できるのも良かったです。

解説2は、WEBデザインとコンテンツについて

ストーリーで登場した家具販売「マツオカ」のサイトを例に、前半分はセールスサイト向きの解説となっていました。

残り半分はコンテンツについて、わかりやすい表現、見やすいデザイン、感情的演出など。こちらは続編の「ライティング」にも似た解説が出てきます。

これから世の中はさらにスマホメインになっていきますので、PCでないと見にくい凝ったデザインにするよりはスマホでも見やすいデザインにした方が良い「スマートフォンファースト」が参考になると思いました。

解説3はまずセールスレター、論理と感情ついて、解説4は競合分析等、解説5はSEOとリンク、サイト構造など

解説2につづきセールスサイト向けの話が多いです。読みやすい強調ルール、色、文字数などは沈黙のWebライティングも出てきます。

解説6は感情を動かすコンテンツ。

人間の感情についてやシェアされやすいコンテンツの説明、社会関心度の高いジャンルリストで個人サイトでも参考にしやすい部分でした。著者、松尾茂起さんの会社、ウェブライターさんのサイト成功例も掲載されており、実際のサイトをWebで確認できます。

解説7はソーシャルメディアでの露出⇒Twitter活用法。

 

解説8は503エラー、サーバーについて

 

思ったことまとめ。

ストーリーに出てくる家具販売業「マツオカ」のサイトを多く例に出すこともあり、どちらかというと会社とか販売とか、商用的なサイト向きのSEO対策の本と思います。タイトルがそもそも「マーケティング」ですから。

個人ブログへの参照にする場合、この本の内容を置き換えるよりはライティングを見た方が1冊で学べることは多いなと思いました。でもペナルティ関係が詳細なのはこちらでした。

まとめとしては、読み物としては面白くWeb版ストーリーはおすすめです。

書籍版については、追加コンテンツに対していくら払うか、ということになりますが、

わたしの場合は、定価で買ったらうーん・・・となっちゃうかな。でも自分が購入した値引き価格なら良い感じかなと思いました。

 

(追記)続きの「沈黙のWebライティング」も購入しました!記事はこちら↓

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